| 見るところ | 何を見るか |
|---|---|
| ① いちばん狭いところ | 電柱・塀・ガードレールの張り出しを含めた、実際に通れる幅 |
| ② 曲がり角 | 角の内側に電柱・ブロック塀・カーブミラーがないか |
| ③ 転回・切り返しの場所 | 作業が終わった後、どちら向きに出るか |
| ④ 行き止まりかどうか | 転回できないと、長い距離を後退することになる |
| ⑤ 道の持ち主 | 私道・共有の道は、通行の承諾が要ることがある |
| ⑥ 段差・勾配・側溝のふた | 出入口の段差、坂の途中、ふたの上を通るか |
| ⑦ 敷地に入れる場合 | 門扉・ゲートの幅と高さ |
見落とされやすいのが曲がり角です。クレーンは乗用車よりずっと長く、曲がるときに後ろのタイヤが内側を通ります。角の内側にある電柱・ブロック塀・門柱・カーブミラーに当たりやすいのはこのためです。まっすぐな道の幅よりも、角の内側に何があるかを見ておく方が、判断に効きます。
もうひとつ見落とされやすいのが帰りです。行き止まりの現場で転回できる場所がないと、来た道を長く後退することになります。手前に転回できる場所(交差点・広めの空き地・了解の取れた駐車場など)があるかどうかで、当日の段取りが変わります。行きの心配だけで見送ってしまうのは、少しもったいないところです。

幅の目安としては役に立ちますが、長さと高さは別の話になります。庇・看板・樹木・電線など、上を通るものは車の幅では分かりません。上空にかかるものがある場合の考え方は、別記事「電線の近くでクレーンを使うとき」にまとめています。
現場までの道が私道や共有の通路の場合、大きな車が通ることについて、あらかじめ承諾を得ておいた方がよい場合があります。どこへの相談になるかは、道の所有者・管理組合・自治会など、その道を管理している側です。当日になって通れないと分かるのがいちばん困るので、心当たりがあれば早めにご確認ください。
いずれも現場の状況を確認したうえでの判断になりますので、この場での言い切りは控えます。ただ、「狭いから無理だろう」と手前で見送られていた現場が、据え位置を変えるだけで進んだことは実際にあります。
「この道で入れるのか」は、手配の段階でいちばん多くいただくご相談です。判断がつかない状態のままで結構ですので、お電話(平日9:30〜18:00)、LINE・フォームからお送りください。
現場の近くのクレーンを手配するので、回送が短く、早く・ムダなく対応できます。
何トンを手配すればよいかから、ご助言できる担当が対応します。しつこい営業はいたしません。